061203寒気が来ているとのことで、強烈な寒さの一日でした。
日曜日はゆっくり。
掃除をしてロックにえさをやったりして、くつろぐ。

ドライブ気分で、ひとりアートプラザに行く。
見に行ってみてと言われていた、知的障害者の方がいる「みのり村」という施設の展覧会です。

見始めたら、すっとその世界に引き込まれた。
作品は、書道や陶芸や、絵や工作です。
そしてそれが、あまりに純粋で心をがしっとつかまれて、揺り動かされてしまった(特に、絵)
こう見せたらうまく見えるとか、そんな計算が全くない子どものような純粋な感性を持っているんだなあ。
障害を持っているから、とかいう同情心(?)で見るのでは決してなくて、良い作品でした。
自分でも驚いてしまったんだけど涙が止まらなくなってしまって、ばれまいとハンカチで鼻をおさえながら観る。
こういう感覚は滅多にないので、自分にびっくりした。

受付の方に頼んで、一枚だけ写真を撮らせてもらったのが上の写真です。
見えにくいけど、銀杏のはっぱを敷いた上に、かわいい陶器のいのししがたくさん並んでいるのです。
木にはいくつか手づくりの時計が掛けられていて、静かにちくたくと音をたてています。
かわいくてあたたかい作品です。
ずっとその場から離れたくない感じだった。
あー、本当に良かった。

涙をふきふき(本当に止まらない)会場を出たら、外の銀杏がまっきいろでそれはそれはきれいでした。

さて。
午後はうってかわってトリニータファン感謝デー(午前との差が激しすぎる)
T君をひろって九州石油ドームへ。さ、寒すぎる。
が。
寒さに負けずたいへんな盛況ぶりで、おおいに盛上がる。
選手の出し物(漫才等)もくだらなすぎて笑える(失礼)
ファンとふれあうということで、もちをついたり、シャボン玉をとばしたり、サッカーボールでゲームをやったり、寒いんだけどほのぼの。
みーんな笑顔。
「すごい平和やなーここ」
とT君と語りつついろんなブースをのぞく。
ブラジル人選手は、子どもにもとっても紳士的で素敵。ときめきました。
ああ。
楽しい一年だった。来年もがんばってほしいなー。

帰りにラーメンを食べて身体をあっためて帰る。

本当に寒い日。
やべっちを見てから寝ます。

とっても良い日でした。