昼休み、いつものようにコンビニから歩いて帰っていたら、私の横でフィットが止まった。
さっき違う道ですれ違ったフィットのような…と思ったら、窓が開き知らないおじさんに話しかけられた。

ラーメン屋が…とか言っているので道案内かと思い(そしてさっき見た車だし、何だかアヤシイので)
「土地勘がなくて道わかりません。すみません」
と早々に答えたら、今までに何度か私を見かけていて、もし良かったら自己紹介させてもらいたい…とおじさんが言い出した。
他にもOLさん?などときかれ学生と答えた気がする。
とりあえず断り、怖くて、走って学校に帰った。

学校に戻っても心臓がどどどどと速く鳴っていた。
ほんとうに、おじさんで、失礼だが気持ち悪かった。

怖かった。

接客業か、というくらいやんわりとしか断れなかった自分にもすごく落ち込む。
もっと恐い顔でばしっと言えばよかったのに。
また会ったらどうしよう。
また見られていたらどうしよう、と思うとますます怖くなる。

そんなわけで急にブルーになった金曜です。

朝、家の近所でウォーキングしている見知らぬおじさんが言う
「おはよう!」
は同じ知らない人でもあんなにさわやかなのに、ずいぶんの差だ(当たり前だけど)
そんな感じだから、T君に会いたくなった。

とりあえず、出歩かないことにした。
出歩いても一人はやめよう。
自意識過剰?
でも、本当に怖かった。
今日は、いいこともあったけど、そのことがショックでかき消されてしまった。

強くならんと、と本気で思った日でした。