東京&京都旅行記 3日目

3日目。
あっという間の最終日。

8時くらいに目が覚める。弟を起こしてホットケーキを食べる。
んむ。
ゆっくり出来る場所があるっていうのは本当に有り難いことです。
外に目をやると、雪!
しかも、大分では見ることのない大きなぼたん雪が、絶え間なく降っているではありませんか。
ひえー。どうりですごく寒いわけです。

弟を送り出したあともなかなか外に出る気がせず、パソコンで地図の検索なんかをしながら、その日の予定を立てる。
詰めた日程の割にやる気がない、そんな私です。

Yuki

さて。思いきって外に出る。
雪が降るときって、傘が要るんだっけ?と雪慣れしていない私は思うのでありましたが、傘がないと到底凌げそうにない降り方。
傘をさして、歩いて下鴨神社を目指す。
近所なのだけど、神社の大きさも相当なものなのでけっこう歩く。
世界遺産だけあって、森の中にいるようなとても落ち着く場所です。
人もまばら。
おみくじをひいたり、記帳してみたり。
とにかく寒かったけど、空気が澄んでいて気持ちがよかった。

Jnja3

Jnja

Jnja2




それから、出町ふたばで大好きな豆餅を買って。
叡山電車一乗寺の方まで戻って、カフェでお昼にする(メニュー:だいこんとひき肉のカレーでした)
この間、けっこうな距離を歩いているので時間はあっという間に過ぎていくのでした。
そして最後の恵文社
しっかりと長居させて頂きました。

Letter




Kbsh

一乗寺のカフェにしても、恵文社にしてもだけど、私にとっての京都ってこのへんだなあと思っている。
中心地のほうはどうしても疲れるのだけど、このへんは田舎で、学生が多くてすっと馴染むというか。
本やらカフェやら古い家具屋さんやらラーメン屋とかの町。
(舞妓さんとかはんなりとかじゃなくて)
恵文社なんかも、放っておいてくれる。
あれだけの個性豊かな品揃えなのに主張しすぎずに、そこに存在している。ってすごいなあ。
カフェのひとも「いらっしゃい」って言って、あとは適度な距離感。
都会の、ざわざわしたなかの孤独感(良い意味)もけっこう好きなんだけど、また違う放っておかれ方っていうのか。

何を言っているのかよくわからなくなってきたけど、好きなものです。

古本とポストカードあたりを買って、えっちらおっちら帰る。
途中、おいしいパン屋さんで(母に頼まれた)パンをいくつか買って、弟の家に帰宅す。

ゆっくりしすぎたのか、もう夕方。
さよなら京都。

Kawa




ゴロゴロとカートを引っ張って、阪急を乗り継いで、空港。
少し出発時刻が遅れたけど、今度は関西の夜景を空から見ながら(きれいだった!)
帰りました。

息苦しいホーバーを降り自分の車に乗り込んだとき、とにかくほっとした。
一番落ち着く場所だなあ。
アクセルを踏むのも、ハンドルをきるのも楽しい。
車の便利さは改めて感じるところだけど、自分の場所みたいなものにようやく落ちついてほっとしたんだと思います。

あっという間の東京&京都2泊3日。

どちらも、昔ほど「住んでみたい!」なんて目を輝かせるほど思うこともなくなって、それはそれで何だか寂しい(大人になったということか、夢がないのか)
都会への憧れなんていうのも、薄くなってしまったなあ。
どこにいても、自分はそんなに変わるもんでもないとわかったというのもあるかもしれない。
けど、楽しかった。
やっぱり展覧会とかの多さでは東京が羨ましいし、今度行くときにはちゃんとそのへんはチェックして(反省)あと京都だったらお寺とかにも行きたいなあ(いい季節に)
今回のバタバタな旅もそれなりの楽しさがあったように思います。
きれいな人に刺激をもらえたし、色々感じたおことは胸に留めておこう。
そうそう。ホーバーから別府の夜景を見ていたら温泉に行きたくなった。近々、行こう。