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担当していたイベントが終わった。
長かった。ほんと、疲れた。
たぶん、うまくいった。
どっと疲れ、スーパーでちょっと贅沢に食材を買ってひとりで祝うことにした。
（今日から両親は旅行に出かけている）

20時、暗い家に帰り着いたら、ロックがつめたくなっていた。

午後に亡くなったみたいだ。

…

実は9月くらいから体調がよくなかったロック。
一度獣医さんに診てもらったとき、あまり長くないことを言い渡されていたけど、日に日に弱っていくロックを見るのは辛かった。
動けなくなり。
便がおかしくなり。
手足が痛いみたいで同じ体勢しかできず、床ずれができはじめていた。
ぴょんぴょんと跳ねていたのはつい半年前のことだ。
でも、急激な変わり方だった。

今朝、何となく最後のような気がして、ロックに「今日がんばるけん、帰ったらゆっくりしようね」って何度も撫でて、写真も撮って家を出たのだった。
その予感が当たってしまった。

暗い部屋でとにかくひとりというのが辛く、妹に電話したらすぐ帰ってきた。
ふたりでさめざめと泣いた後、冷静に今後のことを話した。
ロックが誰よりもなついていて、誰よりもロックのことをかわいがっていた母に今のロックを会わせるのは辛いと判断して、旅行から帰ってくるまでにどうにかすることにした。

たかだかペット。でもやっぱり家族だったのだと思う。
正直なところ、ロックがいなくなるのは哀しい。
でも、思い出がどうだとか、そこまで考えがいかないし、ただぼんやりとするだけだ。
暗い部屋で誰にも看取られずに亡くなってしまったことがかわいそうで申し訳ないのと、いてあげたかったけど無理だったことがかなしい。

いろんな意味でどっと疲れて、いま、動けない。
（写真は10月のロック。元気はもうなくなっていた頃）