しゃぼん玉

今日はいち日お休みをもらった。
のんびりするつもりが、気ぜわしいメールや、時間を気にしなければならないことになってしまい、結局久々の超・イライラに。あーあ。
でも、今回はちょっと早めに自分を立ち直らせてみた。
大人にならねば。ぷんぷんしてばかりじゃいかん。
明日は笑顔でいこう。うー、がんばろ。

いずれ住む場所となる、土地へ行ってみた。
久しぶり。暖かい夕方だったので、気持ちよかった。
この広さで家がたつのかー?とか思いながら歩く。
気づいたらタイツに「ばか」がいっぱいついてた。しゃがんでひとつひとつ取ったりして。
そこからの眺めは、広い公園。
少年野球をしていた。けっこう声が響くなあ。
保育園からは子どもたちの声が少し聴こえた。
平日じゃないとわからない景色が見れた気がする。空がきれいだったなあ。
ふと、土地の斜面の下からしゃぼん玉がふわーっと浮いてきた。ひとつだけ。
誰かふいてるのかなー?と下をみたけど、誰もいない。しゃぼん玉はゆっくり私のそばにきて、私の頭の斜め上を通って、道路もまたいで、電線もくぐりぬけて、むこうのほうにある家の庭に消えていった。
その様子をじっと見ていたけれど、長い時間に感じた。
こんなに長いあいだしゃぼん玉ってもつかな。しかも、ひとつだけ。
なんか、まぼろしを見たような気分だった。
何かを言いそうな感じもした。
きっと「なにか」だったんだろうな。
不思議な、しゃぼん玉だったなあ。