出産のこと

出産して二週間。もう、なのかまだ、なのか。
いろんなことをどんどん忘れていっているので、忘備録として出産〜入院の記録を書く事にします。今回は出産日のこと。
長いので以下折り畳み。
8/26(月)出産の日
朝8時、主人といっしょに実家を出て産院へ。雨で渋滞。遅刻。
産院に着くと、早速最後のエコー。最後に赤ちゃんの体勢を確認する。
やっぱり逆子。…ということで、手術決定。
点滴を受けながら、夫と楽しく病室で談笑する。実は内心どきどきしていたんだけど、話していると気がまぎれてよかった。
何本目かの点滴が終わり、午後2時半ころ手術室へ呼ばれる。
不思議と落ち着いているのは、覚悟ができていたからかなあ。スタスタ歩いて、よっこらしょと手術台へ。


いつも見覚えのある看護士さんや助産師さん、女医さん。
わいわいおしゃべりしながら、いつも通りの雰囲気。
「もう赤ちゃんの名前決めてるの?」とか色々話しながら院長先生を待つ。
ちょっと待って、先生ようやく登場。「遅れてごめーん」とニコニコ。
何だかほんとに、なごやかだ。
婦長さんが「普通分娩も帝王切開も同じだよ」と手術直前に言ってくれて、それが嬉しかった。
帝王切開に決まったときはそれなりにショックだったから、これでも間違いではないんだと納得できた。


そんなこんなで、手術開始。
ここからは、早かった。
麻酔が効くのもあっという間、それから赤ちゃんを取り出すまで5分くらいだったかなあ。
痛みはないけど、へんな感じ。気持ち悪い感じ。
「さあ、赤ちゃんでてくるよー!」
…と共に、おぎゃあ、と元気な声!
へその緒が首にまきついていたようで、逆子状態で動けなかったんだということもわかった。
姿を見せてもらって、はーーーー、良かった。というのと、やっぱり男の子だったね、というのが感想。


そこから傷口の処理にどのくらいの時間がかかったんだろう。
早かったと思うけど、それからのことはあんまり記憶にない。
麻酔は下半身だけだから、意識も視界もはっきりしてるんだけど、何だか周りはバタバタしていたような。
手術室を出たら、家族や義両親も来てくれていて、記念撮影をして。
それからの時間は一番きつかった。
足がじんじんして、意識がもうろうとしていた。
夫だけ部屋に戻って夜まで居てくれたけど、とにかく起きているのか寝ているのかよくわからない。そんな感じだった。


そんな出産の日。
自分で産んだぞー!という実感はやっぱり薄いのが本音だけど、とにかく無事に出てきてくれて、それだけで良かった。+